ギャラリーゆめじ をお借りして、月1回立つ自然手技療法をあつめた市、「雑司ヶ谷手waza市」。昨日第2回目を無事終了しました。
今回金曜日でやってみたのは、やはり目白通りを行く人人が平日のほうが多いだろう、ということだったのですが、
午前中はご予約で満席御礼だったので、窓の外からはこんな↑静かな光景が見えていたと思います。
十音にお越しのクライアントにはおなじみ、
ドーガン・インターナショナルのファイルと、
インガ・ドーガンの『セラピューティック・リフレクソロジー』。
洋書も開いておきました。奥に見えるのはディエンチャンのモジュール図、
ガラス越しには結構不思議な風景だったことでしょう。
もちろん、手作りのちっちゃな看板もがんばりました。
今週、うわさの谷中でサロンオープンするという、田村野乃さんのMLDと、
語られる言葉に十音も耳をそばだててしまった、
すでにイベントベテランの榎本敦子さんのディエンチャン。
遠慮してまた背後からの写真のみになってしまい…お二人ともごめんなさい。
この日ギャラリーの展示は、埴輪君子さんの絵文字。
リフレクソロジーのところに掛けてあったのは、「あなたは大事な人」
平日の開催でもあり、ご予約状況は午後が空いている控えめな感じだったのですが、
当日、施術者のご友人や、ギャラリーゆめじのFBから、どんどん飛び込みがあり、
結局セラピューティック・リフレクソロジーに至っては1日12枠がすべて埋まりました。
25分のセッションには25分なりの腑に落とし方があり、
十音の普段の90分セッションとはまた違う、
屋台でおいしいものをつまみ食いするような時間の楽しみ方があります。
3種類の手技を全部つまみ食いする3枠続きコースは大人気で、
マニュアルリンパドレナージの優しいタッチとディエンチャンの器具による潔い刺激、
さらに、フットリフレクソロジーと、
違う味わいをみなさん楽しんでくださったようです。
ゆめじにある大きなテーブルでは
セルフサービスでお白湯やお茶を飲んでいただいたのですが、
鉄瓶で沸かしたお湯で番頭さんが気まぐれにコーヒーを淹れてみんなで飲んだり、
梅酒につけてあった梅をがりがり、とかじる方おられたり、
お客様よりゆで卵の差し入れ(!)があってみなさん喜んで食べていたり、
本の紹介があったり、
乳母車にのったベビーが来て施術者に連れ去られていたり、
フリーの編集者でライターである番頭が執筆参加している酒好きのための酒を飲むための同人誌「酒眉」がひっそりと(?)売られていたり。
あんまりほかのセラピーイベントでは見ない感じのお客様同士の交流が
自主運営でほのぼのと行われておりました。
普段ワークショップに関わることも多い十音としては、
お越しになる方がつくってくださる場の雰囲気だなあといたく感心し、
また、心や身体がリラックスして柔らかくなったお客様同士が、お茶碗を手ににこにことお話されている風景に感動しておりました。
手技療法は、ただ触ってリラックスさせるだけではない、
社会でなんらかの「装置」のような役割を果たせるのではないかしら。
最後に、いつもいつもお騒がせ準備から片付けまで、力強くサポート下さるギャラリーゆめじとオーナーの小林恵さん、可能性に満ちたすてきな街、雑司ヶ谷にも感謝します。
セラピーイベントが大盛況!っていうフレーズにはどうも違和感があります。
ひっそりと立つ市でいいから、お灸のようにそこからじんわりと、いいことありますように。
次の開催は、3/19(日)です。
ホームページやフェイスブックから、時間をチェックしてお申込みください。