平成28年熊本地震にかかわる地域にて被害に遭われた皆様へ心よりお見舞い申し上げます。 4/16未明に本震とのこと。
現在も余震が途切れず、不安な日に耐えておられるのではと存じます。
今夜は雨とのこと。濡れないように、 安全な場所で身体をあたため、安心して眠ることができますように。 優しく強い九州のみなさんの笑顔と、熱い心がはやく回復し、歴史ある街が復活しますように。
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十音にはテレビがありません。
朝に届く新聞と、インターネットで情報を集め、自分のなかで組み立てて被害の状況を理解しようとしています。
前職がオーケストラの事務局員だったので九州公演で今も音楽家を支えてくださっているだろう熊本実行委員会の方の状況を尋ねたり、現職では十音のケーススタディに参加してくださった方に実家が熊本の方がおられるのでメッセージをしたりとしてみました。
でも、絶え間なく大地がゆれるという想像もつかない状況に置かれている現場と当事者、関係者のみなさんはおそらくそんなことを読んでいる場合ではないだろう。
東日本大震災(今にも続く)のとき、大先輩から「悩んでたってしかたないんだよ、(動きなさい)」と言われながらも固まっていたあの時より、
わたしは自分のしごとを通した発信受信方法も手に入れていると思うので、
東京で活動する身としては「明日は我が身」であることを肝に銘じつつ、
自分のしごとをもってこの状況になにができるかを行動にしていきます。
離れたところにいて、何もできないと心が不安に思い始めたら、自分が身につけている職に立ち返ること、そしてご飯を食べ、しっかり眠って、いつでも発動できる心身にしておくこと。
お金が公平に届くことも大事なことかもしれませんが、それはそれが得意な団体にお任せすることにし、
十音としてはなんとかしてパーソナルに、困っている弱いひとに直接、小さな金額が届く方法がないか、検討中です。
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ベランダで、料理に使うハーブを育てています。
バジルとタイムの種をいっぱい蒔いたところ、この1週間でこのような状況に。
しかし、タイムはよいのだがこれってバジル?
以前、イタリアンパセリをたくさん蒔いて、はえてきた植物を、「なんだかパクチーみたいな味がするイタリアンパセリだねー」と食べていたら、実は大昔に蒔いたパクチーが復活して生えていたものだったらしいという、ボケた収穫の経験があるbar405(十音のある部屋でときどきやっている客人が客人をもてなす宴会です)としては、これは疑ってかからねばならん。
ということで、蒔いた覚えはないが撒かれた可能性のあるハーブについて思い出してみたところ、
これは、紫蘇ではないかという結論に。
たしかに一株買ってきた昨年の紫蘇には花が咲き、紫蘇の実がたくさん散っていたに違いないのです。
茎は赤いし、きっと紫蘇だと思うんですが、愉しいのでまだ食べてみていません。
もうそろそろ間引きをしなければならないのではと思うのですが。
タイムはもうそろそろアヒージョなど肴となるでしょう。