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Case4-2: 胃腸不調、肩こり、腰痛


前回から1週間。

このケース4回で一番変わったのは、食べ物への意識。

以前は考えなかった「組み合わせ」を、栄養が摂りやすくなるよう考えるようになったとのこと。

​それも、睡眠休憩を少し増やす(朝食後すこし横になる)ことと組み合わせて、「休息と栄養が身につく」ように心がけました。

今日のセッションでは、ぎゅっと寄っていた第2-5趾がのびのびとしました。

(左:施術前 右:施術後)

​趾の並びもすっきりしました。

今回のセッションでは、足の甲側の緊張をかなりとることができました。

上が施術前→下が施術後です。

今回の課題は「横隔膜を使った深い呼吸」としました。

1枚目の写真でもわかるとおり、太陽神経叢の反射区がスポンジ状で、指がずぶずぶと入ってしまう状態です。

気道の反射区にある固さも芯をもち大きくなってきました。

セラピューティック・リフレクソロジーでは横隔膜の反射区への刺激は足首を回しながら行うのですが、

それは股関節をゆるめることで横隔膜が内臓を押し下げて動きやすくする働きもあると予想できます。

だとすると、クライアントの緊張した足首から指の甲側というのは、そのまま股関節のこわばり→上半身の流れの滞り→浅い呼吸→全身酸欠のような、だるい状態 へつながりやすいのではないかと見立てをしました。

もともと、金(肺経、大腸経)の要素にも乱れを自覚しています。

​土(胃と脾)→金(肺、大腸)の相生関係の強化週間としてもらうことにしました。

深い呼吸は内臓のマッサージにもなり、

ゆるやかな筋トレともなるので、

​体力をつけるのに丁度よい運動かもしれません。


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