ご無沙汰してしまいました。
長い雨の日々でしたが、皆さんのトーンはいかがですか?
ちょっと重めで胃が動かないと感じてらっしゃる方が多いようです。
動かないなーと思ったら塩浴もおすすめです。
天然の塩をお風呂のお湯に入れます。
濃さとか、いろいろ詳しく書いてくださっているサイトもありますけれど・・・
これぐらいの塩に触れたら、
自分の中の老廃物も引き出してくれるかな、と日々量も変わっている十音です。
漬物の塩梅のようなものでしょうか、適当ですね。
塩が、お湯と自身をつないでくれて、いろいろ引き出してくれましたし、すっきりしました。
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つなぐといえば、頭の回路のつなぎなおしのようなことが必要だと感じています。
セラピューティック・リフレクソロジストの資格を取るために、
頭に詰め込んだ解剖生理学の知識が、
見立ての実践でなかなか出てきてくれません。
DIリフレクソロジーの祖である
インガ・ドーガン先生の著書は、
西洋医学的な知見と、東洋医学的な精神的な(哲学的な)知見が、
お互いの領域をあまりに敷居なくいったり来たりしています。
人の身体をほんとうに大きな世界の一部として捉えられているということがよくわかります。
が、試験のために「暗記」した単語が、つめたい無機的な単語にしか見えていないうちは、
なかなか頭に入ってきません。
クライアントの足を刺激するというのは
とっても熱があり有機的な(なんというか、タンパク質的な)ものだとわたしは感じているのですが、
覚えた単語もおなじく熱と質量を持ったものとして「実感」しないと、
頭の中で全然結びつかず、ストーリーになって出てきてくれない!
あらためてインガ先生の著書を読んでみれば、
その巻末の参考文献の数に圧倒されます。
自分の手の中で文字通り消化されていないと、
ストーリーとしては出てこないであろう、膨大な文献量。
これらの結晶としての世のいろいろな知識と、
日々のクライアントと伴に走って得られる手の中の感覚。
そして日々変化していくクライアントの人生も、
セラピューティック・リフレクソロジーには全部含まれています。
つなぎなおしというか、
リフレクソロジストとしての強靭な消化力と、
編み直しする集中力がいると感じる、
9月の長雨でした。
文献を並べてみましたが、まだ消化できているわけではありません…
撮影用です。←正直