デスクワークをしていました。
あるアーティストのインタビューのテープ起こしを。
「自分が主役として、玉座に座っているファシリテーター」
というフレーズが出てきて、どきりとしました。
おききになったことがあるでしょうか。
ファシリテーターfacilitator。
話し合ったり、一緒に作ったり、工夫したり、と、
独りではなく誰かと共同である問題解決にむけて動くような場で、
指示をするのでもなく、
教えるのでもなく、
参加者の意見を引き出しながら、
合意形成にむけてそっと働きをするような人のことのようです。
(でも、先日見ていた007シリーズの中では、「あの仕切り屋が」と訳されていてびっくりしました)
ここ10年ばかり、
興味を持ってファシリテーターや、ファシリテーターを目指す人のあり方を観察しており、
どこかその働きがリフレクソロジーのセッションにおける、
刺激のようにも思えています。
よい質問=刺激をそっと差し込みながら、
そこで生まれた気づきや、そこで起こった触発の火花を拾い、
身体を温めたり料理をするための火を起こすような働きです。
玉座から降りてこないと、小さな火花を見つけることはできないし、
思うようにならないメンバーのことで混乱したり、大変です。
本来思うようようになんかならないものなのに。
刺激の強さも大事です。
痛い記憶だけ与えたり、傷を残すようだと
そのファシリテーションはちょっとうまくいっていないようです。
*
「知らないわそんなこと」と呟く。
そして皮膚を磨く。
人の心は複雑でムズカシイので、
表れているバリアから強くするよう取り掛かるのがよかろうかと。
写真は、先日夜中に求めたスイーツ!
ケーキ屋さんは、なんだかぐったり疲れた人たちのために、
(開店は午後2時以降でよいので、)
夜10時ぐらいまでやっていてくれないかしら。
夜間限定でも良いです!
十音のリフレクソロジーも、夜までやってますよ~。