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流れはつづく。


モートン病、第4趾の爪の問題、ドライアイ、頬の外側の茶色いシミ。

どれから手をつけたらよいのやら。整形外科に行ってみて、皮膚科にも行ってみて、眼科にも行ってみて、美容外科にも行ってみる…?

お医者様はみなバラバラの助言と、バラバラのくすりを出してくれた。

なんとたくさんの種類の不調を、抱えているのだろう・・・?

人間のからだを部品のように分けて、不調にフォーカスしてばかりいると、

大変なことになりそうです。

医療はパンクし、薬局に人が押し寄せ、何種類ものタブレットをピルケースに入れて、

温かい食卓よりくすりのスケジュールに支配されそう。色とりどりのカプセル。気を付けて。間違わないように。

さて。

部位もある程度バラバラに見えるこれらの症状が、

セラピューティック・リフレクソロジーのマップではあるひとつの流れになって見えてこなくてはならない。

体表をいく主流の流れ以上に、

内臓へとどく内枝の流れを重視するセラピューティック・リフレクソロジストの眼を養うのは訓練がいる。

きっとこのクライアントの生活を想像する。

五行の木の要素に注意して質問をし、

ストレスとお酒と、油と、添加物の量を一緒に見ながら、

色とりどりのくすりのタブレットを選ぶ代わりに、

微妙にゆれうごく十人十色十音の心身のトーンが察知できるようになっていく。

人の心も体も、色を与えられなくてもそれ自体ですでにカラフルなもので。

施術者も、どうも思い込みをするようで、

ボディアセスメントの復習は定期的に必要だと感じる。

ささくれ一つ、胼胝(たこ)や、筋肉のこわばり一つ、

何一つ理由なくして起こることはないのだから。

見逃してはいけない、と。


 
 
 

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