十音のある部屋は、東側が風の通り道になっているので、
地階より流れが強いのです。
今日のような日は、轟音とともになんか挨拶されている感じで、
大気の阿鼻叫喚を聴かされているような気がする。
モノ申す、ちょっと静かにしてくれないかね。
思い切ってまどを開けたら棚の下から絡み合った埃がどっと出てきて、
ひえーっとびっくり。
わたし、毎日箒をつかっているんですけれど。
豪快に笑われた気がしました。
さて、強い風にざわざわしたときは、
わたしは俵屋宗達の風神雷神図屏風の風神を思い出し、
あいつが楽しく走っているんなら仕方ないかと思うことにしているのですが、
↑…こいつだ。
ウィキペディアに風の神一覧というのがありました。
それぞれの文化圏で、
風の神様は結構きままに楽しんでいるように見えます。
仲良くやりますかね。
彼(彼女)は、手にもった袋をふいごにして、
この風を生んでいるらしいので、
わたしたちも、胆経あたりをごそっと流して、
体側を伸ばし、
あばらをうまく働かせるようにして、
自分のふいご(=胸郭だ)をなめらかに動くようにして、
いっしょにこの流れを自分の味方にまわしましょう。
十音もなんだか左足の第4趾がいたいなあと思ったら、
左の胆経の終わるところに第5趾がおしつけられてたこができていました。
春は、痛い。