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3拍子。

  • 2017年5月24日
  • 読了時間: 2分

パイプオルガンというのは、

あの巨大な筒に空気を送って音が出るわけだが、

大事なのは、音の終わる時、その筒にぱたっと蓋を、

どのようにするか、ということなのだと、

あるオルガニストが教えてくださった。昔のこと。

その蓋のされ方を、弾き手がどのようにコントロールするかというと、

「指をどのように鍵盤から離すか」なのだそうです。

「声を出してしまえば、途中で全部修正できると、君は思っているんでしょう。

はじく楽器はそうはいかない。

弦をはじいちゃったら、それに責任持つしかない。

だから、触れる瞬間をもっと大事にします」

あるリュート奏者が、私の雑な声の出し方に溜息をついて、教えてくださった。昔のこと。

チェンバロ奏者は、鍵盤と連動した爪が弦をはじく瞬間、と言い、

ピアニストは、弦にハンマーをどのように当てるかなので、

ポイントは多いに違う。

ついでに、

現在96歳になる祖母は、昔、仏壇のおりんが何とかしてもっと良い音がでないものかと、

何度も角度を変えて叩いてみたことがある、と告白していた。

パイプオルガンの蓋がぱたっと閉まる情景(見たことがないけれど)と、親指が離れる瞬間。

今まさに弦をはじこうとする撥弦楽器奏者の指と、今、皮膚に触れようとしている私の指。

ちかごろ、セッション中に、音色のことを連想するようになった。

はじく、響いた、ぱたり(閉まる)。移動。はじく。響いた、ぱたり。

もくもくと、楽器を奏でるように、布を織るように、集中して足に触れた時は、

クライアントのデトックス感も大きい。

よく響いたということだと思う。

機(はた)を織る人の棹の動きを見ていて、

それとも似ているなと思ったりするが、また別の機会に。


 
 
 

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