トム・ハンクス主演の映画「ターミナル」を思い出す、難民支援協会の懸念。 わたしも以前仕事で入国管理局へ海外からの講師とともに行きましたが、
上陸許可基準や終了許可というのはとてもややこしくて、
係員さんも日本語のみ話すことになっていて、
日本に滞在したい外国人にとってはとても大変です。 上陸許可が下りないとなると、どうなるか。 入国管理局のHPにあるQ&Aは以下です。
*以下引用
Q14日本への上陸を拒否された外国人はどうなりますか。
我が国への上陸を拒否され退去命令を受けた外国人は,速やかに国外に退去しなければなりません。また,国外への退去(送還)の責任と費用は,入管法第59条第1項の規定により,原則として当該外国人が乗ってきた船舶の長若しくは航空機の長又は運送業者(実際には航空機の場合は航空会社)が負うこととなっています。 ところで,航空機で到着した外国人乗客が上陸を拒否された場合,その者が折り返し便として同じ航空機に乗って出国することは時間的制約等から困難なケースが多く,便の都合によっては翌日以降の至近便出発まで日本国内にとどまることが必要となります。 そこで,入管法第13条の2は,特別審理官又は主任審査官が,期間を指定して到着した出入国港の近くのホテル等の施設にその外国人がとどまることを許すことができることとしています。なお,この場合は上陸の許可を受けていないので,許可なくとどまることができる施設外に出ていくと不法入国又は不法上陸となります。
*引用以上
十音がクライアントと支援しているのは、
これによってとどまっている外国人に弁護士やスタッフが面会にいく費用だったりもします。
*
不法上陸、不法入国、不法滞在の「不法」って何を指すんだろう。
問題に触れたことがなかったので、まだ知らなければなりません。
上陸許可の具体的な基準というのが、またとてもややこしく(しかも、書式こわれている)、
諸外国もこうなんだろうか、とちょっと不思議になる厳しさです。
観光客を受け入れる、オリンピック/パラリンピックを開催する、
それはいいのだけれど、
たくさんの人を受け入れ多様性を消化する胃袋が、
日本はまだ弱いままだと感じます。
弱い胃袋に無理やり詰め込んだイベントは、
粘膜も荒らすし、
消化不良を引き起こすでしょう。
(あと、同じくオリンピック開催地だったロンドンを旅して痛感したのですが、
今の東京だと観光客の排泄も、全部受け止めきれないと思います。)
こういった疲弊を引き受けることができるのか、
疲弊しないためにはどうしたらよいのか、
雑司ヶ谷のすみっこで考えてしまいます。
*
4月に土に埋めたアボカドの種から、芽がでました。
まっすぐにこぶしを突き上げるような感じです。
それに気をよくして、
丁度よい瓶があったので、今度は水栽培をしてみようと、
近所の八百屋さんで3つ230円だった(安い…)アボカドを置いてみました。
本日、皮がパリッとむけて、
見えたのが…
かなりどきどきしております。
なんだかハンプティ・ダンプティか、
妖精が出てきそうで。