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たてに絡む。


足の第1趾に脾経、肝経。

第2趾、第3趾に胃経。

第4趾に胆経。

第5趾に腎経、膀胱経。

頭や顔、ボディの部分から足を通る長い経絡の主流が、

全部足の指に始まるか終わるかしていることもあって、

施術をしながらクライアントの不調を見立てるとき、

もう6本の経絡――

肺経、大腸経、

心経、小腸経

心包経、三焦経

のつながりについてつい忘れがちです。

そうすると、木火土金水のうちの、

金と火の要素について機能を忘れがちということなんですね。

金(肺、大腸)については、反射区のほうに同名の臓器があるので思いつきやすいのですが、

特に、火のタイプについては抜けがちでした。

もちろん、心臓や小腸という臓器の反射区はありますが。

特に今は暑く、火の季節だと言える。

どうやら目の前のクライアントの火タイプの乱れに対し、

リフレクソロジストは整理してみなきゃ。

もちろん暗記も必要ですが、

東洋医学的な見立てには直観力を鍛えることと、

想像力を豊かにしておくことがすごく大事です。

特に三焦経、心包経というのは、

西洋的には内分泌経、循環経と具体的に名称つけられているものの、

実際には臓器のない「はたらき」の呼び名なので…

こころに形を与えると同じような、想像力が必要です。

火の心包経は同じく火の心経を補佐。

火の三焦経は同じく火の小腸を補佐する。

(三焦経をリンパや末梢神経、毛細血管など末梢の循環、心包経を心臓の動脈や大動脈などの中枢循環、とカテゴライズされることもあるようです)

後者の経絡をみてみますと、

コレが…

コレを補佐。

・・・どっちがどっちだかわからんがな。

確かに補佐というか、絡んでいるというか。

走行でみればこの通り、これら火の経絡4つは手指先を始まりか終わりとして、

なんとなく心臓の機能を中心に絡み合ってい(るように今のわたしには見え)ます。

はたらきでみると、

お腹が痛い、消化力が落ちてしまったような場合には、

補佐官であるホルモンバランスが崩れているということでもあり、

相棒であるところのこころの不調が動悸や下痢やどっと出る汗に現れたりするということのようです。

こちらのほうが身に覚えもあり、つなのがりが想像できます。

金→土→火→水→火→木→金…

という、経絡が活発になる順番もあるので、

前後の経絡の不調からも浮彫になるドラマがあるでしょう。

なかなか足裏だけ見ていると想像つかないような火のドラマ。

しかも、このドラマは暑い時に勃発しやすいのです。

暑い季節のフットリフレクソロジストには、想像力と質問力が必要です。

つる植物が好きです。

経(縦の流れ)についてかんがえるのが好きなのはそこもあるかもしれません。

でもあんどん仕立てにするのが下手です。

絡むのも絡まれるのも、うまく処せないというか。

こんがらがったのを解いて、

うまいつながりを試行錯誤中。

↑一回あんどんを解体されたジャスミンです(笑)。

花は好調ですけれど。


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