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かっこつけ。

  • 2017年6月6日
  • 読了時間: 2分

良く晴れた休日の午前中。

めずらしく地下鉄を乗り継ぎ、京橋の東京国立近代美術館フィルムセンターへ。

シング・ストリート』(ユーチューブで予告編が再生されます、音注意)を観ました。

映画の中で、80年代のミュージックビデオに感化されてどんどん自分の外見を変えていく

主人公の中学生たちが、

驚くほどしっかりとかっこよくなり、

精神的にも強くなっていくという描かれ方が、

同じ監督の『Once』よりも希望があって好きでした。

山田詠美の『ぼくは勉強ができない』に出てくる

よく思考しもてる高校生時田秀美が重なりました。

解らない、判らないとはっきり言い、

周囲との違和感にぼんやりと悩み、

衝動で動き、

尊敬するものの真似をするという

まあ、要するに青春というやつだ。

ミュージシャンを目指す少年には夢をあきらめた引きこもりの兄が、

進路に悩む時田秀美には自分の道を行く賢く美しく不良な母が。

青春が悲劇にならないように寄り添うメンターたちがまた力強いことも

魅力的です。

「作品」に背中を押されることはよくあります。

こんなにぐるぐると考えたりして、オレはまだセイシュンしているんだろうか、

そうに違いない。笑

一心不乱に、

かっこつけていよう、

そして不良なリフレクソロジスト婆になるのだ、

鏡も見て何が悪い、

とこころを新たに、思うのでした。

「~すべきだ」「~しちゃいけない」とつぶやいてきた方にも

オススメの映画です。


 
 
 

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